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    MBTI診断(簡易版)をやってみよう

    以下に簡易的なMBTI形式の自己診断(セルフチェック)の質問例を用意しました。
    本来のMBTI検査は専門のライセンスを持つ機関やカウンセラーによる実施が望ましく、ここで紹介するのはあくまで簡易版(目安)です。正式なMBTIではなく、参考としてお楽しみください。


    目次

    MBTIとは?

    MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)は、以下の4つの尺度(軸)を組み合わせて16種類のパーソナリティ・タイプを示す理論です。

    1. 外向(E) or 内向(I)
      エネルギーを得る源泉:
      • E(Extroversion):人との交流や外の世界に目を向けると活力がわくタイプ
      • I(Introversion):自分の内側に向かう時間を大切にし、一人でいるとエネルギーが回復するタイプ
    2. 感覚(S) or 直観(N)
      情報を受け取る方法:
      • S(Sensing):五感など具体的な事実や情報に重きを置くタイプ
      • N(iNtuition):アイデアや可能性、パターンなど抽象的な情報に着目するタイプ
    3. 思考(T) or 感情(F)
      判断・意思決定の基準:
      • T(Thinking):客観的・論理的に判断するタイプ
      • F(Feeling):人間関係や共感など感情面を重視して判断するタイプ
    4. 判断(J) or 知覚(P)
      生活様式・行動パターン:
      • J(Judging):計画的に物事を進め、締め切りやスケジュールを重視するタイプ
      • P(Perceiving):柔軟に状況に合わせたい、締め切りにもゆとりを持って取り組むタイプ

    簡易セルフチェック質問(全20問)

    各質問に対して、より当てはまる選択肢をE/I、S/N、T/F、J/Pから1つずつメモしてください。質問文が「どちらかと言えば」形式なので、迷ったら直感で選ぶことをおすすめします。

    1. エネルギーの源泉(E or I)

    1. 週末の過ごし方としてよりワクワクするのは?
      • E:友人や家族と出かけたり人と会う予定でいっぱいの週末
      • I:家でゆっくり読書や趣味の時間を楽しんだり、一人で過ごす充実感
    2. 新しい環境やパーティーに行くときのあなたは?
      • E:誰かに話しかけてみたり、知らない人でも積極的に交流する
      • I:少人数の会話を好み、大人数の場では自分からは控えめ
    3. 長時間働いた後の休みで本当にリフレッシュできるのは?
      • E:友人を誘ってカフェやイベントなどで盛り上がる
      • I:一人で静かに過ごして自分のペースを取り戻す
    4. 電話やメッセージのやり取りで好きなのは?
      • E:電話やボイスチャットなど、直接声を聞きながらやりとりする
      • I:テキストメッセージ中心で、考えてから返事をしたい
    5. SNSなどで普段どう感じる?
      • E:友人や知り合いの動向・写真・コメントをどんどんチェックして、自分も積極的に投稿する
      • I:情報を眺めるのは好きだが、自分から投稿するのは控えめになる

    2. 情報の受け取り方(S or N)

    1. 旅行を計画する際、興味があるのは?
      • S:滞在先の具体的情報(交通手段・費用・評判など)をしっかり調べる
      • N:その場所でどんな体験・インスピレーションを得られるかを想像する
    2. 仕事や勉強で説明を受けるとき、どちらが理解しやすい?
      • S:実例・図表や具体的データ中心の説明
      • N:理論やコンセプトの繋がり、抽象的なアイデアの流れ
    3. 日常会話で、あなたはどんな言い回しが多い?
      • S:「実際」「具体的に」「現実的には」など、確かな根拠を指す言葉
      • N:「可能性」「傾向として」「もし〜だったら」など、将来や仮定を指す言葉
    4. 新しいスキルを習得するとき、どちらのほうが得意?
      • S:まずは基本から順番に学び、着実にステップを踏んでいく
      • N:全体像をざっくりつかんだら、自分なりのアレンジで試してみる
    5. 友人の悩みを聞くとき、どんなふうに考える?
      • S:具体的に起きている事象やデータから整理し「こうすれば解決するのでは?」と現実的な助言をする
      • N:「あなたにとってその出来事がどういう意味があるか?」など、深層の意図や可能性を探ろうとする

    3. 意思決定の基準(T or F)

    1. 衝突が起きたとき、どちらが近い?
      • T:事実を整理し、公平性や論理性を重視して話し合う
      • F:相手の気持ちを大切にし、お互いの感情面を配慮して解決策を探る
    2. アドバイスをする際、どんなスタイルが多い?
      • T:客観的な問題点を指摘し、どうすれば効率よく結果が出るかを考える
      • F:その人の状況や気持ちに寄り添い、元気づける言葉が先に出る
    3. 仕事やプロジェクトで優先するのは?
      • T:目的達成・成果・合理性
      • F:関わっている人々のモチベーションや満足度、人間関係の調和
    4. 複数の意見が対立している場面で、あなたは?
      • T:各意見の根拠やデメリットを分析し、メリットが一番大きいものを選ぶ
      • F:話し合いがうまくいくように折衷案を探ったり、感情面の落としどころを考える
    5. 失敗をしたとき、まず浮かぶのは?
      • T:原因を分析し、同じ失敗を繰り返さないための対策を考える
      • F:「自分や周囲はどう感じているのだろう?」と、お互いの気持ちを気にする

    4. 行動パターン・ライフスタイル(J or P)

    1. 旅行やイベントのプランニングは?
      • J:あらかじめ日程表やToDoを組んでおき、予定通りに進めたい
      • P:大まかなプランだけ立てておき、当日の気分や状況で自由に変えたい
    2. 締め切りや期日がある場合、あなたはどちらのスタイル?
      • J:早めに終わらせて、余裕を持っておく方が精神的に安心
      • P:締め切りギリギリでも、やる気が高まったときに集中して仕上げる
    3. 普段の暮らしで落ち着くのは?
      • J:部屋やデスクが整理されていて、どこに何があるか把握できる状態
      • P:一見散らかっているようでいて、自分なりの「どこに何があるか」感覚で動く
    4. 人からあなたの性格をどう言われることが多い?
      • J:「しっかりしている」「計画性がある」「コツコツ型」
      • P:「柔軟性がある」「臨機応変」「自由奔放」
    5. スケジュールが突然変更になった場合、どう感じる?
      • J:少々不満に感じたり、計画が崩れることでストレスを覚える
      • P:むしろ新しい可能性として受け止め、次善策を考えるのが楽しい

    スコアの集計とタイプの推定

    各グループ(E/I, S/N, T/F, J/P)の質問で、より多く選んだ方をあなたの傾向とします。

    • 外向(E) vs. 内向(I)
    • 感覚(S) vs. 直観(N)
    • 思考(T) vs. 感情(F)
    • 判断(J) vs. 知覚(P)

    例:

    • Eを3つ、Iを2つ選んでいたら → E
    • Sを4つ、Nを1つ選んでいたら → S
    • Tを3つ、Fを2つ選んでいたら → T
    • Pを4つ、Jを1つ選んでいたら → P

    この場合、ESTP というタイプになります。


    16タイプの簡単な特徴一覧

    • ISTJ:実直で責任感が強く、着実に物事を進める「管理者」タイプ
    • ISFJ:思いやりがあり、他者のサポートに尽力する「守護者」タイプ
    • INFJ:洞察力と共感力に優れ、理想に向かって進む「カウンセラー」タイプ
    • INTJ:戦略的でビジョンを持ち、自ら計画を立てる「専門家」タイプ
    • ISTP:観察力が高く、実践的・論理的に問題解決を図る「職人気質」タイプ
    • ISFP:柔和で感受性が高く、芸術的なセンスが光る「芸術家」タイプ
    • INFP:自分の信念や価値観を大切にし、理想を追求する「夢想家」タイプ
    • INTP:好奇心旺盛で合理的、理論を深掘りする「探求者」タイプ
    • ESTP:行動力と柔軟性があり、新しい挑戦を楽しむ「起業家」タイプ
    • ESFP:社交的で楽しい雰囲気を好み、人を盛り上げる「エンターテイナー」タイプ
    • ENFP:熱意と好奇心が強く、多彩な可能性を追い求める「広報担当」タイプ
    • ENTP:発想力と論理力に優れ、常に新しいアイデアを考える「討論者」タイプ
    • ESTJ:組織力やリーダーシップがあり、率先して場をまとめる「責任者」タイプ
    • ESFJ:思いやりと社交性に富み、場の調和を重んじる「ホスピタリティ」タイプ
    • ENFJ:他者の成長を助け、チームを鼓舞する「指導者」タイプ
    • ENTJ:ビジョンを掲げ、目標に向け組織を率いる「司令官」タイプ

    留意事項

    • ここでの診断はあくまで簡易テストであり、公式のMBTI検査(有資格者によるアセスメント)とは異なります
    • 人間の性格や行動傾向は非常に多面的であり、MBTIはその一部を切り取る理論にすぎません。
    • 同じタイプでも個人差は大きく、またライフステージや状況によっても変化する可能性があります。

    ご自身の結果をひとつの視点として参考にしながら、自己理解やコミュニケーション向上に役立ててみてください。

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